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腕時計のバンド(バンド)交換にかかる値段の目安は?交換時期や長持ちのコツもご紹介

2023.10.01
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腕時計のバンド(バンド)の汚れや劣化が気になってきたら、バンド(バンド)交換の時期です。しかし、どれくらいの値段で交換できるのかが気になりますよね。

結論から言うと、メーカーで正規バンド(バンド)に交換すると30,000円〜80,000円、専門店・百貨店・家電量販店で交換すると5,000円~30,000円程度が目安です。

この記事では、時計のバンド(バンド)交換の値段の目安や、交換時期の目安、安く交換するコツについて解説します。時計のバンド(バンド)を長持ちさせるコツもご紹介するため、ぜひ参考にしてください。

お気に入りの時計を愛用し続けるために必要なバンド(バンド)交換について、理解を深めましょう。


1.どこで依頼する?時計のバンド(バンド)交換の値段の目安



時計バンド(バンド)


時計のバンド(バンド)交換の値段は、どこで依頼するかによって目安が変わります。以下の2つの場合にわけて、値段の目安を確認しましょう。

・メーカーに正規バンド(バンド)を依頼した場合
・専門店・百貨店・家電量販店に依頼した場合

また、バンド(バンド)の破損部分を修理するのか、バンド(バンド)ごとまるまる交換するのかによっても値段が変わります。それぞれの場合ごとに、解説します。

メーカーに正規バンド(バンド)を依頼した場合


時計バンド(バンド)

メーカーに依頼する場合の値段の目安は、30,000円〜80,000円程度です。ブランドやブレスレットに使う素材によって、100,000円以上の見積書が提示されることもあります。

メーカーに依頼すると破損した部分の修理には対応されず、正規のバンド(バンド)にまるまる交換するケースが多いです。そのため、新品の正規のバンド(バンド)代金と、交換にかかる作業費が発生します。

正規のバンド(バンド)の代金が交換費用のほとんどを占めるため、高額になりやすいです。

ただし、バンド(バンド)の長さを腕の太さに合わせたいなど、破損・劣化以外での修理依頼であれば、購入店に持ち込むと無料で対応してもらえる場合もあります。保証書やレシートを持参して確認しましょう。


時計専門店・百貨店・家電量販店に依頼した場合

時計バンド(バンド)

街の時計修理業者や、オンライン対応の時計修理業者に依頼する場合の値段は、修理内容によって異なります。以下の表に、修理費用の相場をまとめました。

修理内容と値段の目安

金属バンド(バンド)のピン・パイプが外れた:作業費(1,000円〜)+パーツ代(1,100円〜)
金属バンド(バンド)の接合部分が壊れた:作業費:22,000円〜
金属バンド(バンド)をカットしたい・伸ばしたい:作業費:22,000円〜
金属バンド(バンド)のバックルが破損した:メーカー・モデル・素材によって大幅に変動
革バンド(バンド)に穴あけをしたい:作業費:500円〜3,000円


また、バンド(バンド)まるまるを交換する場合の値段の目安は、5,000円〜30,000円程度です。この値段の内訳は、作業費1,000円〜3,000円程度+バンド(バンド)本体の代金です。

基本的に、革バンド(バンド)は消耗品だと考えて、不具合が起きたときはバンド(バンド)をまるまる交換しましょう。


2.バンド(バンド)の素材によって交換費用の相場は変わる




時計バンド(バンド)

バンド(バンド)をまるまる交換する場合、新しく取り付けるバンド(バンド)の素材によって相場は大きく変わります。なぜなら、作業費よりもバンド(バンド)代金の方が交換費用の大部分を占めるからです。

ここでは、以下の2種類の素材に分けて、バンド(バンド)の費用相場を確認します。

・皮革(牛革・羊(ラム)クロコダイル・リザード・コードバン)
・金属(ステンレス・真鍮・チタン・合金)

あなたのお好みのバンド(バンド)素材の値段の相場を種類ごとに確認しておきましょう。


皮革(牛革・羊(ラム)クロコダイル・リザード・コードバン)

時計バンド(バンド)

皮革・レザー素材の時計バンド(バンド)の値段の目安は、以下の通りです。

皮革・レザーの種類と値段の目安
羊革:5,000円程度
牛革:5,000円〜10,000円
馬革:7,000円程度
トカゲ革:8,000円〜10,000円程度
クロコダイル革:20,000円〜30,000円程度


もちろん、仕立て方法やバンド(バンド)の太さなどでも値段は変動します。


金属(ステンレス・真鍮・チタン・合金)

時計バンド(バンド)

金属・メッキ素材の時計バンド(バンド)の値段の目安は、以下の通りです。

金属・メッキの種類と値段の目安
カクタスゴールド(合金):3,500円〜5,000円程度
真鍮(しんちゅう):4,000円〜12,000円程度
チタン:6,000円〜30,000円程度
ステンレススチール:5,000円〜60,000円程度


金属・メッキ素材の時計バンド(バンド)は、使われている素材によって値段が大きく変動します。

BAMBIではさまざまな種類を取り扱っており、Webサイトで商品検索ができます。ぜひ確認してください。


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3.時計のバンド(バンド)の交換時期



時計バンド(バンド)

時計のバンド(バンド)の交換時期は、使用頻度によって異なりますが、毎日使用すれば1年から2年で交換と言われています。なかでも、劣化の進みやすい皮革・レザー素材のバンド(バンド)の交換時期は、毎日使っている方だと6ヶ月〜1年程度と短いです。

バンド(バンド)が劣化すると見た目だけでなく、時計そのものの故障につながる恐れがあります。状態をみながら交換のタイミングを見計らいましょう。

時計バンド(バンド)の交換の理由には「壊れた」「汚れた」「劣化が目立つ」などを挙げる方が多いです。しかし、見た目や機能性以外にも、自分のファッションに合わせるために交換する方も少なくありません。

たとえば、今まではビジネスシーンで使っていたため落ち着いたこげ茶色のバンド(バンド)をしていたけれど、カジュアルなシーンでも使いたいから緑色や赤色に変えたいといったご要望もあります。

時計のバンド(バンド)を交換するだけで、時計の印象はもちろん、身につけているあなたのイメージが変わります。そのため、気分を変えたいときや、身につけるシーンを変えたいときも、時計バンド(バンド)を交換するベストタイミングといえるでしょう。


4.時計のバンド(バンド)を安く交換する方法



時計バンド(バンド)

時計のバンド(バンド)交換には、安くても10,000円以上の費用が発生します。なかには、「もっと手軽に安くバンド(バンド)を交換したい」と考える方もいるのではないでしょうか。

時計のバンド(バンド)を安く交換する方法は、2つあります。

・家電量販店やネット通販で購入して自分で交換する
・複数の店舗を比較して依頼先を決める

ただし、自分でバンド(バンド)交換できない方は、専門店に交換をお願いしたほうが確実です。

2つの方法を確認し、少しでも安くバンド(バンド)を交換しましょう。


家電量販店やネット通販で購入して自分で交換する

時計バンド(バンド)


家電量販店やネット通販でも、時計バンド(バンド)が安くで売られています。そのため、自分で交換することも可能です。自分で交換すれば、作業料が発生せずバンド(バンド)本体の代金しかかかりません。

このとき、注意すべきポイントは、時計バンド(バンド)の巾です。時計バンド(バンド)の巾が時計の脚の内側にぴったり合っていなければ交換できません。

また、自分で時計バンド(バンド)を交換するときには、バネ棒外しという工具が必要です。今後、何度も交換したり、家族も腕時計を使ったりしているのであれば、バネ棒外しを購入しておけば、好きなタイミングでバンド(バンド)交換ができるようになります。

交換の手順は、以下の通りです。

1,バネ棒外しを使ってバネ棒を外す
2,バネ棒をバンド(バンド)に取り付けて片方の穴に入れる
3.バネ棒外しを使ってもう一方のバネ棒を穴に入れる
4,装着後にバンド(バンド)を軽く引っ張って取れないか確認する

作業工程自体は難しくないものの、バネ棒をなくしたり、工具で時計を傷つけたりしないよう注意しなければなりません。焦らずゆっくり作業を進めることが失敗しないためのコツです。

bambiでは時計バンド(バンド)の交換方法をわかりやすく解説しています。動画もあるため、確認しながら作業の参考にしてください。

ただし、自分で交換することに自信のない方は、時計を傷つけないために専門店に依頼しましょう。



時計バンド(バンド)の交換方法はこちら


複数の店舗を比較して依頼先を決める

時計バンド(バンド)

時計専門店・百貨店・家電量販店にバンド(バンド)交換をお願いするのであれば、複数の店舗を比較してから依頼先を決めましょう。比較するポイントは、以下の通りです。

・見積書の内容・内訳
・選べるバンド(バンド)の種類
・付随するサービス内容

まず、見積書の内容・内訳では、値段を比較します。同じ「バンド(バンド)交換」という内容であっても、店舗ごとに設定されている作業費用が異なります。なかには、バンド(バンド)代に作業費が含まれている場合もあるため、トータルでいくらかかるのかをしっかりチェックしましょう。

次に、選べるバンド(バンド)の種類も比較します。店舗によっては高い価格のバンド(バンド)しか置いていなかったり、選べるバンド(バンド)の種類が少なかったりするためです。値段のためにデザインを妥協したり、予算以上のお金を使ったりしないよう、比較するようにしましょう。

最後に、付随するサービス内容も確認すべきです。たとえば、バンド(バンド)交換をすると、バンド(バンド)のサイズ調整や穴あけを無料で行ってくれる店舗があります。せっかく安い値段でバンド(バンド)交換ができても、サイズ調整や穴あけに別途費用がかかると、トータルで費用がかさむかもしれません。

このように、複数の店舗で価格やサービス内容を確認してどこで依頼するかを決めると安くでバンド(バンド)交換ができます。


5.時計のバンド(バンド)を長持ちさせるコツ



時計バンド(バンド)

気に入ったデザインのバンド(バンド)であれば、少しでも長持ちさせたいですよね。ここでは、時計のバンド(バンド)を長持ちさせるコツを3つご紹介します。

・こまめに汚れを布で拭き取る
・濡らさないよう注意する
・無理に引っ張ったり曲げたりしない
・革バンド(バンド)小穴1個分緩めに装着する

普段から4つのコツを意識すれば、同じバンド(バンド)を長く使い続けられます。実践できるよう、順番に確認しましょう。


こまめに汚れを布で拭き取る

時計バンド(バンド)


つねに清潔に保てるよう、汚れや汗、化粧品を布で拭き取る習慣をつけましょう。なぜなら、バンド(バンド)が劣化する原因は汗や湿気にあるからです。早く拭き取っておけば、汚れが定着することを防げます。

とくに汗には塩分が含まれており、バンド(バンド)の劣化を早める原因です。夏場に汗を吸わせたまま革バンド(バンド)を放置しておくとシミができてしまうこともあります。夏だけに限らず、バンド(バンド)の内側は念入りに拭くと清潔に保てます。

また、金属・メッキ素材のバンド(バンド)は、毛先の柔らかいブラシを使ってコマの間の汚れも取り除きましょう。こびりついた汚れは、つまようじを使うと効率的に汚れを掻き出せます。力を入れて擦ると傷の原因となるため、注意しましょう。


濡らさないよう注意する

時計バンド(バンド)


皮革・レザーのバンド(バンド)は、濡らさないよう注意しましょう。なぜなら、革製品は水分を嫌うためです。そのため、手や食器を洗うときには腕から時計を外しておくと安心です。

しかし、どれだけ気をつけていたとしても、バンド(バンド)が濡れてしまうことは日常生活の中では多くあるでしょう。うっかり水で濡らしてしまった場合、そのまま保管するとカビが生えたり、変色したりしてしまいます。

水に濡れてしまったときには、以下の手入れを実践しましょう。

・陰干ししてバンド(バンド)を乾かす(紫外線にあてない)
・ドライヤーを使わない


また、汗ばむ季節に毎日身につけると、常に皮が湿った状態となってしまいます。2〜3日おきに身につけるなどの工夫をすると、劣化を防げます。


無理に引っ張ったり曲げたりしない

時計バンド(バンド)


皮革・レザーのバンド(バンド)は無理に引っ張ったり曲げたりしないようにしましょう。なぜなら、無理な力を加えると劣化の原因になるからです。

皮革・レザーはとても繊細な素材であるため、間違った装着方法をすることもNGです。以下のようなことに気をつけて、腕時計を身につけましょう。

・バンド(バンド)をきつく締めず、1穴緩めにつける
・装着時に折り曲げない


とくに、バンド(バンド)の留め具や遊革に差し込む際に、バンド(バンド)を裏側に折り曲げて扱う方は少なくありません。しかし、金具に強く食い込むことになり、バンド(バンド)に衝撃を与えてしまいます。

腕時計を身につけるときの緩さは、バンド(バンド)と腕の隙間が人差し指1本になるようにしましょう。


6.自分でバンド(バンド)を交換するよりプロに依頼した方が良い理由



時計バンド(バンド)


自分でバンド(バンド)を交換することも可能ですが、仕上がりの満足度を高めたいのであればプロに依頼しましょう。その理由は、3つあります。

・バンド(バンド)の長さ調整をしてもらえる
・豊富なバンド(バンド)の種類とカスタマイズで自分仕様にできる
・バンド(バンド)以外のメンテナンスにも対応してもらえる
・バンド(バンド)交換時、時計本体への傷や損傷をさけられる

4つの理由を知って、時計専門店・百貨店・家電量販店に依頼することを前向きに検討しましょう。


バンド(バンド)のサイズ変更をしてもらえる

時計バンド(バンド)


時計専門店・百貨店・家電量販店にバンド(バンド)交換を依頼すれば、バンド(バンド)のサイズ変更もまとめてお願いできます。

皮革・レザーのバンド(バンド)であれば、穴を開けてくれたりします。一方、金属・メッキのバンド(バンド)だと、製品によって長さの調節方法はさまざまです。ネジ止め式やピン止め式など、バンド(バンド)製品に合わせた方法で調節してもらえます。

バンド(バンド)の交換をすると、サイズ変更も一緒に行ってもらえるケースがほとんどです。プロ目線であなたの腕に最適な緩さを測ってくれるため、バンド(バンド)を長持ちさせることにも役立ちます。


豊富なバンド(バンド)の種類とカスタマイズで自分仕様にできる

時計バンド(バンド)

時計専門店・百貨店・家電量販店の店頭に行けば、豊富なバンド(バンド)の種類のなかから好きな素材・デザインを選べます。既製品だけでなく、色・太さ・長さ・仕上げ方法などを自分の好みにカスタマイズしてオリジナル製品を作れる店舗もあります。

一方、100均や通販では、選べる幅が少ない場合もあるでしょう。「とりあえず使えたらいい」のであれば数少ない種類の中から選んでもいいと思いますが、せっかく新たに時計バンド(バンド)を新調するのであれば、満足のいくデザインに仕上げたいものです。

あなたらしい腕時計を身につけるためにも、ぜひ豊富なバンド(バンド)の種類のなかからとっておきの1つを選びましょう。

bambiではさまざまな時計バンド(バンド)を取り扱っており、Webサイトから商品検索ができます。ぜひ、あなたにぴったりの商品を見つけてくださいね。


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バンド(バンド)以外のメンテナンスにも対応してもらえる

時計バンド(バンド)

バンド(バンド)以外でも、腕時計に関するメンテナンスを依頼できます。たとえば、以下のようなことに対応してもらえます。

・電池交換
・ガラス(風防)交換
・パッキン交換
・リューズ(竜頭)交換

腕時計で気になることがあれば、まとめて時計専門店・百貨店・家電量販店に依頼しましょう。


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バンド(バンド)交換時、時計本体への傷や損傷をさけられる

時計バンド(バンド)


プロに任せれば、時計本体への傷や損傷をさけられます。

バンド(バンド)交換に使うバネ棒外しは鋭利なため、扱いに慣れていなければ時計本体を傷つける原因になりかねません。作業する場所にも、柔らかい布やクロスを敷くなどの配慮も必要です。

このように、自分で交換する際には時計本体への傷や損傷を防ぐために気をつけなければならない点が多いです。リスクを減らすためにも、プロに依頼する方が賢明でしょう。


まとめ



時計バンド(バンド)


時計のバンド(バンド)交換の値段は、時計専門店・百貨店・家電量販店に依頼すれば5,000円〜30,000円程度です。バンド(バンド)の素材やデザインによって値段が大きく変動するため、あらかじめ複数の店舗で見積もりを取ったりバンド(バンド)製品の種類を確認したりしましょう。

汚れや劣化が目立ってきたら、バンド(バンド)を交換するだけで見た目の印象が大きく変わります。タイミングを逃さずに定期的にバンド(バンド)交換をすれば、1つの時計を大事に使い続けられます。

日々のメンテナンスを実践しながら、お気に入りの時計を長く愛用しましょう。

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